Monster Hunter

□第二章 覚悟
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あぁっ!!
ふ抜けた女性の声が辺りに響き渡る。


「?」
少し驚いたが、口の端をひくつかせて頭をかしげる。


村長「どうかしました?」
にこやかに微笑みを浮かべながら、俺の傍らに降臨されし女神さまに問いかける。


「……あっ、いや、気のせいかな?」
呆けた顔をした。でも、活発そうな明るい幼さを残し、大人の色香を纏いつつある少女の顔は綺麗に整っており、呆けていても愛らしかった。


その表情も村長の問いかけで壊れ、唸り声をあげて記憶を引きずり出していた。


「ふふふっ、可笑しな子ね」
さきよりも口端を笑みに曲げ、それを隠すように口元に手を当てていた。


「……」
俺はというと会話に参加できず、手持ち無沙汰なので完治したばかりの右腕を擦っている。



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