Monster Hunter

□第二章 覚悟
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自室に戻り、狩りに出るための身支度を滞りなく進めていく。


フェルト「村長も人が悪いんだから」
先ほどの村長の一言に対してだ。村長はシルビアに俺の子守を任せたらしい。
この村には、現地産のハンターは少ない。それを打破するための処置らしい。
素早く経験値を稼ぐために玄人ハンターと共に行動して早期成熟させるためらしい。
そんなことを村長は長々と語ってくださいました。


シルビア「よ〜〜ッス!!」
身支度の手を休めた時、豪快に玄関のドアが開け放たれた。そこには先ほど村長さんに紹介してもらった少女が仁王立ちしていた。


フェルト「ど、どうも。ご教授賜ります」
彼女の勢いに圧倒され、どもり気味に挨拶する。


シルビア「ん、よろしく。しかし固いな〜、もっと砕けて話していいかんね!」
元気だ。本当にハンターなのか疑いたくなる。
しかし、ハンターらしく強固そうな赤い鎧を纏い、彼女の身の丈以上の剣を背負っている。

素人なので、装備だけ見てもどのモンスターから作られているのか分からない。


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