ハリポタ
□押してダメなら泣き落とす
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「俺の事は諦めろって言っただろう?」
「でも、」
「俺の隣を歩いてるだけで、お前まで危険な事に巻き込まれるんだ」
「それでもやっぱり…私、ドラコが好きだから…」
「何で泣くんだよ…」
「だって、ドラコを好き過ぎて辛いんだもん」
「俺だって、辛い…」
「えっ?」
「好きな奴には笑ってて欲しいんだ…泣き顔なんて見たくない」
「ドラコ…、ドラコの好きな人って…」
「それくらいは、察しろ!」
「…ちゃんと言って欲しいな」
「うっ…」
「ダメ?」
「あー、もう、分かったよ。お前が好きだよ!」
『 押してダメなら泣き落とす 』
アナタの運命とか、理想論とか、そんなの全然関係ない!
恋する乙女の涙は最強の武器なんですから、運命とかも切り開いてあげる!
End