テニプリ
□視線の先は君
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授業中、大きな欠伸をした。
恥ずかしくて周りをキョロキョロ見渡せば、笑ってる不二君と目が合った。
恥ずかしい……
よりによって、不二君に見られるなんて。
そういえば、最近よく目が合う気がする。
気のせいかな?
それとも、私の視線を感じた不二君がコッチを見ただけだったり。
うわ…。
もしそうなら、私どんだけ不二君を見つめてるの!
バレちゃうじゃんっ。
『 視線の先は君 』
どうか不二君に気付かれませんように。
まだ、私にはこの気持ちを伝える勇気がないのです。
End