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僕は何も変わらなかった。

もう一度伝えたくていつも君を探してた。
君はこの場所を知らないのに。

緑のマフラーに巻かれて甘めのコーヒーに両手が暖まる君。
それを見た街の木は降り積もった雪を落として時間を止めた。

小さな声が聞こえたんだよ。

僕は君を知ってる。変わらない。



私は何も変わらなかった。

もう一度逢いたくて君に向かって歩き出した。
君が似合う場所を見つけたんだ。

緑のスニーカーを履いて苦めのコーヒーを両手で暖める君。
それを見た街の木が降り積もった雪を落として気付かせてくれた。

小さな声を届けてくれたんだよ。

私は君を知ってる。変わらない。



二人のすべては二人だったんだ。


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