ネギま短編
□未来の先に
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カーテンの隙間から入り込んだ日差し。
ウチはその日差しで目を覚ました。
ウチはとても怖い夢を見た気がする。
嬉しかった筈なのにとても辛い事があった夢を思い出そうとしても思い出せなかった。
時計は6時を指しておりいつもより起きるのは早い。
同居人がバイトから帰って来る時間はまだだけど思い早めの起床。
木乃香は洗面所に歩んだ。
鏡で自分の顔を見た時、気付いた。
頬に何か伝った後、涙の後だった。
「あかんな、ほんま。なんか今日調子悪いなー。」
木乃香の声を聞いているものはいなく、虚しく消え去った。