企画

□白髭×愛
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モビーディック号がたどり着いた島は春島で大きな桜の木が島を彩っている
これはもう宴をするしかないと忙しく動くクルーたち

「オヤジこの酒飲んでくれ!なんでもこの島の特産なんだってよ!」

「いやこっちを!数が少ねぇ珍しい酒なんだぜ!」


いやこれを!これを!と白髭のもとに次々と酒が集まる


「グララララ!」

白髭はとても上機嫌に笑った

太陽はもうとっくに沈みきり夜中をさす時間になっていた

俺のを!俺のを!と争いが繰り広げられる中幼い声が響いた

「おやじ」


側に寄ってきたのはパジャマを着て、手にはマグカップをもった末娘だった
そのパジャマを見る限りきっと一度眠りについていたんだろう

「どうした」

「ちょっと眠れなくて…オヤジもホットミルク飲む?」

にっこり笑うとマグカップを差し出してくる



「…もらおう」

白髭はその小さなマグカップを受けとると、よほど嬉しかったらしくまたグラグラ笑ってホットミルクを飲んでいく


立派な白ひげの下に白いちびひげがついた



「オヤジかわいー」


(((オヤジ……きゅん!)))





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オヤジのちびひげ…かわいいにきまってる!!
牛乳ひげのオヤジが書きたかっただけ

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