企画

□12×天然?
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「いってぇ」
「ん?どうしたい、エース」
「なんか歯がいてぇ」
「虫歯かい?ちゃんと歯磨きしろよい」
「してるっつーの!」
「とにかく見せてみろよい。ほら、あーん」
「あー」
歯が痛いというエースに口を開かせたのだがこの角度ではよく見えない
「もうちょい上向けよい」
エースの顎に指を添え、くいと上を向かせる
そして口腔内を覗き込もうと近づいたとき
「マルコー」
突然部屋のドアが開かれた
ノックもなしに部屋に入ってくるのは今目の前にいるエースとあと一人しかいない
この船の紅一点で、オレの恋人であるあいつだけ
「書類もってきたん……」
中途半端に途切れた言葉を不思議に思い、視線をそちらに移した
「どうしたんだよい?」
すると彼女はとても可愛らしくこてんっと首をかしげた



「…………マルエー?」





「「…………んなわけねぇだろ(い)!!」」


「お前の彼氏は誰か言ってみろよ!」
「え、マルコだよ」
「わかってんじゃねぇかよい!なんでお前の口からそんな言葉がでるんだよい!」
「いや、マルコとエースならいいかなって…」
「「よくねぇよ(い)!!!」」




ーナース室ー
(やっぱりマルエーよ!)(サチマルも素敵よ?)(でもでもエーマル…!)


やっぱりおめぇらの仕業かよい……!





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ナースのお姉さまたちの影響を受けてしまったヒロインちゃんでした

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