企画
□白髭×背中
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※WJネタバレ注意!
この寂しい戦いが終わったら
またみんなでモビーに帰ろう
前方に見えるのは親父のおおきな背中
さらにその先に見えるのは海軍
エースが開放されて、喜びに沸いた白髭海賊団
なのに私の顔は笑い方を忘れてしまったようで
「親父の意思を無駄にするな!今のうちに行くぞ!」
すれ違う仲間に声をかけられる
なんでこんなことになったんだろう
エースを責めたいわけじゃない
ただ、親父を置いていくなんて、
イヤダ
あの大きな背中に
何度も何度も飛びついた
あのあったかい背中が
すごく、すごく…
「おやじい゛ぃーーー!!!…だいずぎぃい゛〜〜っ!!!!!!」
ありったけの声で叫んだ
視界が霞んで親父の背中がよく見えない
あの大好きな背中がわからない
それでも前を向かなきゃ、親父が私たちを生かそうとしている
親父に背を向けなければ……
「グララララァ!…愛してるぞォ、バカ娘ェ−!!!」
こんな日がくるなんて思いたくなかった
ありがとうの言葉しか浮かばない
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なんで白髭を書くと9割シリアスになるんだろ…
原作の影響ぉそるべしっ!