長編
□イレギュラー
3ページ/3ページ
「どうやら鏡に写っていたのは誰かさんの子孫の黒髪の美形さんだったみたいです」
お久しぶりです。一人称が私から僕になって5年が経ちました。
飛ばしすぎだって?
そうか、そうか。気にするな。
そんなことより記憶があるからか孤児院にいる子供達がとても可愛く思います。微笑ましいです。
ですが、決してロリショタではありません。
一人観賞会開いていたら、僕は孤児院の人から可愛げのないけど秀才の子供と認識されました。
別にいいです。グスン。
友達いっぱいいるんだもんね。年齢バラバラだけど一緒にいると楽しいからオールオッケーなんだもんね。
そういえば僕はトム・マールヴォロ・リドルっていうらしいです。
ミドルネームがタバコみたいと思ったのは置いておきましょう。
いつの日か俺様で蛇男で例のあの人の幼児期らしいです。
将来一人称俺様とかあり得ません。
絶対私で通します。
それにしても学生時代は成績優秀の似非紳士にならなきゃいけないんですかね。
優等生……
魔法の練習しなければ!
思い立ったが吉日です!
…皆が僕の事を気にしないのを良いことに魔法の練習をしていたらイタズラしにきた子達に目撃されてしまった。
みんな顔が(°Д°)………正直笑えた。
「せせせせんせー!!トムがトムが!!」
「火がぁ、火がああああぁ!!」
「ひゅんって、びゅーんって、びゅびゅーんって!!」おまいら餅つけ、ちがった落ち着け。
でもそれから化け物扱いですよ。少しイライラします。
かっこいいとか、すごい!とかないんですかね。
ちなみに杖なしでも呪文使えるようになりました。
無言呪文とかも習得。
練習の賜物です。
いろいろ言われ続けながらも努力した僕って偉いと思う。
「わたしあの子のこときらーい、だってリラのこといじめてくるんだもん。」
「なんだって!!リラちゃんは僕が守るからね。」
「お前なんかより俺の方が強いからリラちゃんは俺が守る。」
「「アンタたちになんかにまかせておけないわよ、リラちゃんは私たちが守るから男どもは引っ込んでな!」」
どこの逆ハー…女子にも人気あるし…
ガキ大将みたいなこには「あいつ大蛇丸みたいだよなー、いつも蛇と一緒にいるんだぜー」との爆弾発言をもらいました。
大蛇丸…だと…
あのカマ野郎と一緒にするな、ってか鳴門この世界にあるんかい!!
買ってこよう。
→#