短い夢「文」
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セリフリクエスト「あのね、好きになっちゃった。」
「ねねね。ユウマ?」
「あ?何だよ。」
麗らかな木漏れ日がさすベルーマータ家の屋敷の広大な芝生地帯に寝そべったまま、上から覗き込んでいるソウマに返答する。
と。
「あのね。好きになっちゃった。」
「・・・・。は!!?」
ズザザザザッ!とものすごいスピードで後ずさり、驚きと驚愕と、ついでに『引。』の文字をその顔にうかべたまま「な、なななおま、ちょ。」となにやらパニックに陥っている。
「前々から疑ってはいたがそうなのか!そういう趣味なのか!?ソウマ!」
「いや。ちょっと待って。勘違いしてない?僕が好きになったのは・・・。」
「ちょっと待て!当ててやる。」
むう。後ずさったままの体勢で、口に手をあて
しばらく黙っていたと思ったら。
「まさか!透じゃないだろうな!!だったらてめぇ生かしちゃおかね「ち・が・う。」
―何なんだよもう。いつからコイツこんなに色にぼけたの?
「あのね。何故に乙女思考?」
「は?」
言ってる意味が分からない。
(「あのね。好きになっちゃった。」)
そんなこと真顔で言われたら色恋ごと以外になにがある?
「だから・・・。」
☆☆☆☆☆☆☆☆―-―-―-
「もうかんっぺきだよね!!前はあんまりだったけど最高!!」
「ソウマ・・・?」
「ん?」
「これ・・・。」
これ。それがさすものはまさに目の前。卓上に。
「この色艶!!アップルパイってばもうたまんないよ!!!・・・ん?どうしたの?ユウマ?」
「ま、ま・・・。」
きょとんとするソウマに、アップルパイを力いっぱい頬張りながら
「まぎらわしいだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「・・・え?何が?」
===オマケ========
「ま、パイの中じゃチョコパイが一番だけどね?」
「・・・忘れてた。こいつは13歳にして未だに色恋ざたは皆無だった・・・。」
「ん?何か言った?」
「別に。」
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きんかん坊やさまからセリフリク
ソウマ君にssで「あのね。好きになっちゃった。」でギャグお願いします。
言う相手はルルーシュかスザクかユウマ君で、
勘違いオチで♪
でした^^ありがとうですvV