短い夢「文」

□僕とシンデレラ
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カボチャの馬車に乗り込んで、ガラスの靴も高らかに。


彼女の名前はシンデレラ。誇り高き灰かぶり。


あるとき彼女は言いました。この世はなんとつまらない。この世界を出るために、誰か変わりを。と。


選ばれしは彼女と同じ。目麗しき少女でした。読み手の世界からやって来たその少女に、シンデレラは命じました。


「私の変わりにシンデレラになりなさい。舞踏会で華麗に踊り、継母たちを嘲りながら。王子と一生を共にしなさい。」


すると少女は驚いて、美しい瞳をまあるく開き、小さな口を大きく開けて叫んだのです。


「僕はシンデレラでも目麗しき少女もありません。一人迷い込んだ哀れな少年です!!」




さぁ大変。


選ばれた少年の運命と


シンデレラの愉快なゲームは


一体全体。どうなるのでしょう?
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