南国娘(PAPUWA)
□偏愛
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リナ
『ん‥あ♡ああっ‥ん♡』
再び口内に唾液を垂らされ大量の愛液を漏らしながら達してしまった。
マーカー
『ククク、潮を噴く程嬉しいようだな。変態め』
絡みついてくる肉襞。
焦らした甲斐があった。
襞が痙攣し、動かなくても扱かれているようなこの感覚。
病み付きになりそうだ。
マーカー
『変態などと言われて感じているのか?真性の変態だな』
リナ
『‥っ』
蔑むような冷たい眼。
この瞳に睨まれ感じてしまうのは、マーカーの言う通り自分の性的嗜好が一般的ではないからなのかもしれない。
それを認めることは出来ても、そんな自分を受け入れることは出来なくて、恥ずかしくて情けなくて、なのに心の底では…。
モットモット酷クシテ。
私ノ心ヲ支配シテ。
リナ
『ちがう‥の、私…』
自己嫌悪で溢れる涙をロッドの舌が拭った。
ロッド
『うん、違うよね。大丈夫、大丈夫だよ、リナちゃん』
マーカー
(違わないさ。俺にはリナの心の内が手に取るようにわかる。だからお前は黙っていろ)
ぐすぐすと泣きじゃくるリナを慰めるロッドに苛立つマーカー。
マーカー
『‥クク、…ふっ、はははっ』
しかし堪えきれないというように徐々に声を出して笑う。
マーカー
『全く…。泣くかイクか、どっちかにしろ』
その言葉で笑っている理由が解り、ロッドも笑い始めた。
ロッド
『あははっ。こーんないっぱい泣いてるのにリナちゃんのココは気持ち良くてイッちゃってるんだ?』
マーカー
『案外、ふふっ、器用なんだな』
ロッド
『ほーんとエッチなんだからぁ☆』
耳の先まで真っ赤にして両手で顔を覆うリナの頬をツンツン突つく。