銀魂で妄想

□想い出-総悟-
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『総ちゃーん』


総悟に走り寄る。


ツンッ


躓く雀。



『きゃ…』


ポスッ


土方
…はぁ『っとにお前はよく転ぶ奴だな。せっかくめかし込んでんだから気をつけろ』


『へへ、ありがとう。あれ、土方さんお祭りは?』


雀は誤魔化し話をかえる。


土方
『今から近藤さんと万事屋行く所だ。志村姉も万事屋達と祭に行くからどうしても一緒にってな』


土方の視線の先を見ると、近藤と総悟が話しながら歩いてきていた。



『向こうで会えるといいね』

土方
『そうだな//』


可愛く笑う雀を見て嬉しくなる反面、心配にもなる。


土方
『絶対雀から離れんなよ』

総悟
『言われるまでもねェでさァ』

近藤
『トシ、そろそろ行くぞ。雀、知らない人に付いていくなよ?』


二人は足早に万事屋に向かって行った。


総悟
(みんな振り向きまさァ)


総悟は少し優越感に浸る。


すれ違う人皆振り向いていた。


まぁ振り向く女達の目には当然総悟が映っているのだが…


屈託なく笑う雀。


男の視線がまさか自分に向いているとは知る由もない。



『総ちゃん、みてみてっ!あれ美味しそう』


りんごあめを見て子供のように目を輝かせている。
 
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