銀魂で妄想

□歓迎会
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神楽
『遅くなったヨもう7時アル。急ぐネ』


買い物に夢中になり遅くなってしまった。


急いで向かっていると、神楽は聞き覚えのある声に突然呼び止められる。


高杉
『よぉ。銀時ン所の夜兎の小娘じゃねーか』

神楽
『お前… こんなトコで何してるアルか?』

高杉
『野暮用だ』


言いながら雀に視線を向けた。


高杉
『この女は?』

神楽
『雀は新しい仲間アル。雀、この男は高杉ネ』

高杉
『雀か…』


近づいてくる高杉に雀はオロオロしてしまう。


雀は神楽たち以外の人に対して極度の人見知りだ。


雀が顔をあげると、高杉の顔がもう目の前にあった。


高杉は雀の顎を少し引き、そのまま口づけをしてそっと離す。


あまりに自然で神楽はぼーっと二人に魅入っていた。


高杉
『銀時にはもったいねぇなぁ。…決めた、コイツは俺が貰う。そう伝えておけ』


雀は驚いて高杉を見あげる。


高杉
『またな』


そう言い残し高杉は闇に消えていった。



(高杉さんか…。不思議、初めて逢った気がしなかった。また、会いたいな)


まだ感触の残る唇にそっと触れながら密かに想いを馳せる雀だった。


・・・


新八
『2人とも遅いですね、何かあったのかな』
 
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