短き夢物語
□『さよなら』と『はじめまして』
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──…最近よくおかしな夢を見てしまう。
その夢の中では、今の私と少し違う『私』と、よく笑顔を見せてくれる青年がいた。
青年が笑顔を見せる度に、『私』は恥ずかしそうにしながらも笑顔を見せていた。
…多分、『私』はその青年が好きなのだろう、と見れば分かった。
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