短き夢物語
□『さよなら』と『はじめまして』
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─…夢の中の『私』は私と同じようにギルドに入っていて……
そして、夢の中の『私』の世界は、消滅が近付いていた…。
『私』が好きなその青年は、夢の中の世界を救うために現れたらしい。
そう…よく私達のギルドで同じ本をよく読む少女がもつ本の内容…『ディセンダー』のように……。
私の夢はよく、消滅を止めるために『私』達のギルドを出る少し前から始まる。
…そして……
私は何時も…『私』と青年の別れを見る。
瞳からを滴を流しながら青年を見送る『私』…。
出ていく前に『私』に何時もの笑顔と言葉を残してくれた青年…。
……別れの言葉は…
……『さよなら』……
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