明日は年にたった一度しかない大切な日。
そう。
キミの誕生日。
去年も一昨年も、任務に忙しくロクに祝ってやることができなかった。
そんなオレにキミは文句の一つも言わず。
それどころかオレの身体の事を気にかけてくれて。
どんな激務でも、キミがいたからこなしてこれた。
キミがいたから、生きて帰ってこれたんだ。
今年は…
今年こそは、一日かけて祝ってやりたい。
これまでの分も含めて。
火影様に頼み込んで、貴重な休暇を手に入れた。
明日の誕生日は朝から晩まで一緒に居よう。
そしてお祝いの言葉と共に渡したい物があるんだ。
埋め込まれたキミの誕生石がキラリと光る…
エンゲージリング。
これからもずっと…
キミの誕生日を祝うのはオレでありたい。
いや。
オレだから。
だから…
明日、プロポーズしたって良いデショ?
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