過去拍手文
□拍手文2
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「はぁ…」
すっかり遅くなってしまった…
さすがにもう…
寝ちゃったカナ…。
トボトボと、ポケットに両手を突っ込んで溜息を吐きながら歩く。
明かりが消え、人通りもなく静まり返った商店街。
本当ならこの店でアレを買って、君の部屋に行く予定だったのに…。
閉められたシャッターの前でふと立ち止まり、また漏れる溜息。
「ま、しょーがない…か…」
長引いてしまった任務を少し恨みながら、再び歩みを進め訪れた君の部屋。
起こさないようにそーっとドアを開けて…
君が眠るベッドに潜り込む。
すぅすぅと、可愛い寝息をたてる君のおでこに優しくキスをして…
愛しい君をそっと抱きしめて…。
サンタからのプレゼントは…
俺でイイ?
……Merry Christmas…!
2009.12.29 加筆・修正