何も見えない。見方なんていない。光なんてない。
あれは自己暗示だったのかもしれない。心がないなんて認めたくなくて、そんなことを思ったのかもしれない。
今は夕暮れ。だんだん黒い、私のような色になってゆく。
それでも私は白と黒の狭間の朱色を見つめる。
木漏れ日も、木陰も、私は両方知っているから。
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