現実と魔法の交わり

□第五話 夏休みには海に行こう(後編)<完全>
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「お兄ちゃん!」
昴の妹の桃子はカメラを手で抑える

「止めろ〜桃子。カメラに指紋が!」

カメラが滑り地面に落ちる

「あ!」
昴の顔が変わった。まるで世界が終わったのを見たかのような顔に…

「お兄ちゃん…?わ、私、知らないよ…」
反省の色を見せない桃子


昴は泣きながら魔夜に抱きつく
「魔夜…桃子が、ん?胸が無い…ぐほっ!」
魔夜のパンチが顔面をヒット!
しかしドジッコはこれでは終わらなかった。反動で回転をする。そのままクルクル回ってすっころぶ

スカートは捲れ上がり昴は顔面を遣られたはずだが、スカートの中はハッキリと見た

「カメラが有れば…」
魔夜はスカートを抑えながら立ち上がりそのまま昴へ杖を向けて…

「昴のエッチ!」

炎を杖から発射させる

「魔夜…そんな言葉、いつ覚えてた!」
避けながら海に向かう昴

「桃ちゃんに教わったもん」
涙ぐみながらも炎を連射する魔夜
そこもある意味可愛い



楽しい一時が始まった
魔夜も桃子も昴も水着になってビーチに走りだした

桃子は麦ワラをかぶっていた
水着はビキニ

「お兄ちゃん…どお?」
手を後ろに回してモジモジする桃子
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