現実と魔法の交わり

□プロローグ <完成>
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『魔女は一度一定の年齢になったら人間界に行って悪戯(いたずら)をハロウィンの日にやらなくちゃいけない…』

18歳になったばかりの魔女修行中の魔女 魔夜 (まや)は自分の家でパーティーをする
「魔夜。アナタはついに18歳よ。大丈夫?人間界でしっかり悪戯をするのよ」
と魔夜のお母さんは言う
「しっかり悪戯をしろよ!お父さんは誰かさんの車を消し去った…確かベンツだったな」

「私頑張る!」
わくわくしながら箒に乗る

「待った!魔夜よ」
おじさんがやって来た
青い防止を被っていた。それはベテラン魔法使いの証拠
「魔夜よ。確認するぞ…男性は?女性は?」
謎の質問をしてきた。魔夜はすんなり
「男性は魔法使い、女性は魔女になります」
それは旅立つ前の常識テストだった
これで人間界に行っても恥ずかしくは無いらしいが…
「悪戯の限度を忘れるではないぞ!では行け!魔夜よ」

箒にまたがっていた魔夜は楽しそうに首を縦に振る


「☆〇#☆※」
呪文を唱えた魔夜は箒で空に飛びたった
そして空から
「行って来まーす!」

今日の夜は寒かった

何故寒いのか…

見慣れぬ地へ行くからなのか?

ただ、魔夜は自分のコートを箒に乗りながら着る
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