現実と魔法の交わり

□第三話 梅雨の過ごしかた<完成>
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魔夜は着替え終わって昴の本棚を見る

「本…たくさんある」

目についた本を取りたいがやけに上、と言うより棚の上にその本があった

「手が…届かないよ〜」

ジャンプする魔夜

「くっ…駄目か。魔法でやりたいけど。やめよう」

魔夜は考えた。本棚に足を架けるばいいっと…

本棚に足を架けた魔夜。瞬間、本棚が倒れてきて魔夜は本に埋まった

そのまま気絶する魔夜…





「魔夜。俺の部屋で暴れるなよ〜」
2階に上がってきた昴は自分の部屋のドアをあげる

昴の目についたのは無惨に散らかった本と本棚と本に潰されたピンクの髪をしている少女

「魔夜!!ドシしてなったのか!?」

返事がない…

「今助けやる。魔夜、頭に本棚があたったんだな…こりゃ…」

本を退かして本棚を引っ張り魔夜を助ける昴

「ただいま!」

下からは桃子の明るい声がした

「桃!氷持って来て!魔夜が」

2階から言う昴。1階の桃子は聞こえたらしく台所に向かう

「魔夜…死ぬなよ」

昴はここで魔夜が持っていた本を見て昴は魔夜が倒れた事が目に見えた

「この本を取ろうとしたが取れなくて、ついに本棚を踏み台にして倒れた」
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