千年血桜 -鬼-
□0月2日
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屯所に連行された翌朝。
紅は一睡もせずに起きていた。
そして自分を縛っていた縄と少女を縛っていた縄を切り外して新選組の人が来るのを待っていた。
??「ん………。」
すると、少女が目を覚ました。
『あ、おはよ!!!そういえば昨日言って無かったけどウチは四楓院紅。紅って呼んでよ(笑)!!』
雪「わ、私は雪村千鶴って言います!!私も名前で呼んでもらって構いません!!!」
『うん。千鶴、か……。改めてよろしく!!!』
雪「はい!!!(見た目の割に幼い方…。これなら親しみやすそう!!)」
2人が話しているとゆっくりと襖が開いて、人の良さそうなおじさんが顔を出した。
??「あぁ、目が覚めたかい???………おや??縄で縛っておいたはずだったが。」
『おはようございまぁす!!縄だったら窮屈だったんで外しちゃいました(笑)!!!』
悪怯れも無く話す紅におじさんは苦笑いをした。
おじさんは井上と言うらしい。
井上が自己紹介したのでこちらも名乗っておいた。
自己紹介が終わると井上は2人に言った。
井「ちょっと来てくれるかい??」
雪「ぇ……。」
井「今朝から幹部連中であんたらについて話し合ってるんだが、あんたらが何を見たか確かめておきたいってことになってね。」
ということで2人は井上に案内され、部屋へ向かった。
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