鴉天狗-カラステング-

□其ノ拾四
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――…チュンチュン






鳥の囀(サエズ)りで目が覚めた紅が最初に見たモノは政宗の綺麗な寝顔だった。






紅は悲鳴を上げかけたがそこは何とか堪え、零番隊クオリティーで政宗を起こさず政宗の腕の中から抜け出した。





















抜け出した紅は斬魄刀片手に鍛練場に向かっていた。








『ウウウウウチ、政宗とッ///!!』






    “両想い”




そう口に出かけたが、紅は、その言葉を飲み込みただ顔を赤く染めるだけ。








そんな事を考えながら歩いていると小十郎に出会った。







『あ、………小十郎ぉ!!!』






小「!!……紅か。」






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