鴉天狗-カラステング-
□其ノ玖
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漸く最北端の地に辿り着いた政宗率いる伊達軍。
そこに広がるは一面の雪景色。
政「準備は良いかぁ、てめぇ等ァ!!!」
男「Year!!!!!」
政「今回は鎮圧だ!!間違っても殺すんじゃねぇぞ!!!」
『OK!!My load!!(我が主。)』
政「ハッ、上等!!Let's Party!!!」
政宗の掛け声と共に伊達軍は進軍し始めた。
すると、何処からともなく声が聞こえて来た。
い「これ以上、おらたちの米は、渡さねぇ!!!」
政「泣きべそかいても知らねぇぞ。」
政宗はたいして気にしていないかのようにそう言葉を返す。
だが、紅はどこか気になった。
『(米は渡さねぇって……。一揆の理由は年貢が多いからか…???)』
そう思いながらも紅は刀を振るって行く。
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