鴉天狗-カラステング-

□其ノ伍
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『小十郎ぉ〜!!なぁにしてんの???』






小「あ???紅か。……見ての通り畑仕事だ。」






そう言う小十郎の足元には立派な畑が広がっていた。





『うわぁ…、立派な畑だぁ!!!』





紅は目を輝かせながら小十郎と畑を交互に見る。






そんな紅に小十郎も嬉しそうだ。




小「ほぅ、紅にも畑の良さが分かるか。」





『うん!!!……あ!!ウチも何か手伝うよ(笑)!!』





小「フッ、そうか。じゃぁそこの大根を抜いてくれ。今日のは大根のお吸い物だ。」




小十郎はそんな事を言いながら紅の頭を撫でた。




『ぅわわ!?何すんの小十郎!!?』



小「(娘が出来たようだな。)」





その後2人は大根やら何やらを収穫し、城に戻って行った。






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