僅かな 時の花弁 摘み取り 無碍にした僕ら
寒空 声が木霊する 戻りたい 戻れない 笑えない結末

砕けた ガラス片のような 冷たく熱い雪が降り注ぐ
後悔 音を遮って モノクロ 埋め尽くす視界

肌寒さの中感じてた 虚しさの入り混じった愛情
飲み干すように 目を背け 現を振り払う

二人だけの世界 探していた 答えはもう解りきってたけど
自由の無い箱庭の中 依存が 心を蝕む


二人積み重ねた季節の 終焉を彩った雪の華
もうこれ以上悲しませないよう 引き金は僕が…

二人だけの世界 探していた 誰にも触れられない理想を
二人傷ついていくだけなのに 見て見ない振りをしてた
繋いでいた右手の体温が 信じさせてくれていた未来
自由の無い箱庭の中 悲劇と 安らぎをもたらす言葉

振り返らず僕は歩む 鮮やかなこの季節を

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