『蒼いの謳櫻シリーズ』ー泡沫の桜

本編にも、ご登場する隗斗と、露草の息子。

人畜有害…。

美形、頭脳明晰なのに、性格は、保証しない。

『緋神帝 械』側の物語になります。

本人曰く。

『僕の、秀才さは、天性の授かりですから、文句言われても困ります』

そんな、爽やかな笑みを浮かべて、言うもんだから言いにくいんだけど。

貴方は…。

何故、頬を染めながら吐くんだろう?

僕は…。

不思議に思う。




殺戮の家系である『三神帝』の血を引いている僕にとって、母は、尊敬する存在である。

しかしながら、一人だけ。

僕にも、手に負えない人物が居る。

ー…本名を言ったら。

何故か、アレが、出てくるのは摩訶不思議だ。

『愛?それ、械にとって、何なのかを教えて欲しいな』

満面な笑顔を見るのは、何年ぶりか。



※BLです。苦手な方は、回れ右をして下さい。

血要素、グロい表現が、含まれている場合があります。

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