Library

□番い
1ページ/3ページ




*カイセネで現代パロ?です

*支離滅裂な文章ですが、よろしかったらどうぞ↓↓↓

















「もしも〜し!
セネルさんのお宅でしょうか?」
「携帯なんだから俺に決まってるだろ……

で、何か用か?」

「えへへ。実はね………」









「わーい!!お泊り!お泊り!!」


「騒がないでくれ……近所迷惑だろ。」







あのね、昨日から母さんが出張で出掛けてるんだ。

一週間くらい帰れないんだって。

だから、ちょっと淋しくって………


でね!セネルに電話してみたんだ!


そしたら………



「だったら、うちに泊まりに来ないか?
俺はいつも一人だから問題ないけど……」






そういうわけで、今に至る!って感じかな。




「セネルの家、なんだかいいにおいがするね。」

「へ?
別にお香を焚いたりはしてないけど……」

「そうじゃなくって、何か、こう……セネルのにおいがするっていうか……」

「ひ、人の家に来てにおい嗅ぐのはやめてくれ………
とりあえず、風呂はいったらどうだ?
その間に何かメシ作っとくからさ。」


「本当!?やったあ!!
じゃあ、お風呂入ってくるね!!」

「あんまり期待しないでくれよな。」











(セネルが作ったご飯かあ………)

「おいしいんだろうなあ……」




シャワーを浴びながら、考えていたことが口に出てしまった。

何気なく、シャンプーをとろうとすると、




「あっ!!」
このシャンプー、うちのとおそろだ!


うちにあるのはせっけんの香りだけど、セネルのは桃の香りだ。



手にとって泡立ててみる。




「わあ………いい香り………
これって」

(セネルのにおいだ…………)

なんだか幸せになる。


そんな甘くて心地好い香りだった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ