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□恋色ポッキー
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「ねえねえ!セネル!!」





カイルがコンビニの袋を持って目をきらきら輝かせている。







「な、何だ?どうかしたのか?」





そういうと、カイルが袋の中から何かを取り出した。




「じゃじゃ〜ん!!一緒に食べようよ!!」






取り出されたのはイチゴ味のポッキーだった。







ちょうどお腹が空いていたので食べようかと思っていたら……







「ん〜〜〜〜」








カイルがポッキーの片方をくわえて目をつぶってこっちを向いている。




「えと、カイル? これは………」






んっ、んっ、とポッキーをこちらに差し出しているので、何がしたいのかは理解できた。




(しょうがないな………)






セネルは目をつぶってカイルのくわえているポッキーを反対側からかじりはじめた。








イチゴポッキーを食べる二人の頬がポッキーと同じくらい紅かったのは言うまでもない。










(えへへ、おいしかったね♪)


(//// 二度とこんなことしないからな!!)







*















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