SS-鳴門-

□苦労忍
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【心労はカカシと共にやって来る】


K「テンゾウ。お前はボケだ。」
T「は?いきなり何なんですか先輩……」
K「お前はボケだ。」
T「何気に失礼ですよ。ボクこう見えても現役暗部の中ではトップクラスです。」
K「暗部は関係ないでしょ。とにかくテンゾウはボケね。」
T「はぁ〜。話かみ合ってないんですケド……一から説明して下さい。」

――数分後――

T「なんでボク達が暗部新人歓迎会で漫才しなきゃならないんですか!?先輩一人でやってください!!」
K「一人で漫才できるわけないでしょ!!」
T「影分身したらいいでしょう。」
K「えぇ〜、テンちゃんと一緒がいい〜。一緒じゃないとカカシ寂しい〜。」
T「可愛く言っても無駄ですよ。絶対嫌です。あと抱きつくのやめて下さい。」
K「一緒に漫才やってくれたら何でもいう事聞くのになぁ〜。」
T「……何でも?っていうか、どこ触ってるんですか。」
K「そう。何でも。」
T「本当に何でも聞いてくれるんですね?」
K「うん!!テンちゃんのいう事なんでも聞いちゃう。」
T「テンちゃん言うなっ!!分かりました。漫才やりましょう。」
K「テンゾウ大好き〜!!交渉成立したことだし、イタダキマス。」
T「いや、ちょ、先輩離れて下さい!!うわ、やめ…ぎゃああああああああ!!!!!!!」


翌朝、横で熟睡する銀髪の変態上忍を見て、激しく後悔する猫目の男がいたらしい。
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