The prince of tennis

□Crazy
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『ピーンポーン!

ピーンポーン』




ガチャ



雅「毎度のことながら、口でチャイム音を出すんは止めんしゃい」




最近、近所で評判になっちょる



『普通じゃつまらないよ!』




雅「チャイムにおいては普通で良か」




『ふんッ!』





自分で「ふんッ!」なんて言っておきながら、俺の家へと上がり込むんは俺の彼女の凪海




こんな脳みそ母さんのお腹に忘れて来たような子でも



一応、ミス立海



中学生には見えない大人びた外見で、高校生のお姉さん方を押しのけての優勝だった





雅「…外見と中身が比例していて欲しいもんぜょ」



俺が玄関でそう呟いていると




『仁王雅治!遅い!!』




雅「今行く…」





こんな凪海でも可愛い所はあるんよ





『走れ!』



雅「…彼氏を大切にしましょう」





きっと、もしお前さんがテニス部マネージャーなんかになった日には…




嗚呼

考えとぉもない



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