The prince of tennis
□Crazy
1ページ/8ページ
『ピーンポーン!
ピーンポーン』
ガチャ
雅「毎度のことながら、口でチャイム音を出すんは止めんしゃい」
最近、近所で評判になっちょる
『普通じゃつまらないよ!』
雅「チャイムにおいては普通で良か」
『ふんッ!』
自分で「ふんッ!」なんて言っておきながら、俺の家へと上がり込むんは俺の彼女の凪海
こんな脳みそ母さんのお腹に忘れて来たような子でも
一応、ミス立海
中学生には見えない大人びた外見で、高校生のお姉さん方を押しのけての優勝だった
雅「…外見と中身が比例していて欲しいもんぜょ」
俺が玄関でそう呟いていると
『仁王雅治!遅い!!』
雅「今行く…」
こんな凪海でも可愛い所はあるんよ
『走れ!』
雅「…彼氏を大切にしましょう」
きっと、もしお前さんがテニス部マネージャーなんかになった日には…
嗚呼
考えとぉもない
→