The prince of tennis

□しあわせタルト
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『周くん!』




周「あ、凪海ちゃん」





僕たちは

明日からそれぞれの道に歩き出す





『いよいよ明日が本番だね』





周「うん、不安で堪らないよ」




『周くんなら絶対に大丈夫!』





周「…そうだと良いな

青春学園中等部に受からないと、凪海ちゃんと一緒の学校にはなれないしね」





『私も明日は頑張るよ!

周くんと同じ中学に行きたいもん』





僕はフワリと凪海ちゃんの言葉が嬉しくて微笑んだ





周「ねぇ、凪海ちゃん」





『なに?』





周「もし、二人共同じ青学に受かったら…

僕と付き合って欲しいな」





塾帰りの星が見える暗い教室に佇む二人





『付き合うって…

周くんの言ってるのは恋人になるってことだよね?』




周「うん

…ダメかな?」





凪海ちゃんの確認して来る言葉に不安を覚える



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