小説
□春の雪
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「リクオ様!!
もちろん私も行きますからね!!」
「大丈夫だよ。つららはね、心配しすぎなの。」
「何を言ってるんですか!?
いつ妖怪が襲ってくるかわからないんですよ!」
リクオと雪ん子のやりとり。
それは本家のいつもの風景だった。
『ねー。ねー。牛頭丸。
雪女ってリクオのこと好きなのかなぁ?』
それを見ていた馬頭丸が聞いてきた。
んなこと俺が知るか。
いや…一目瞭然だけどな。
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