treasure
□5000hit フリリク
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今日は久々のﾃﾞｰﾄです！
わたしも翔くんも今まですっごく忙しくてなかなかお互いにｵﾌの時が無かったのですが…やっと休みが取れたのです
「春歌…っ！……」
『翔くん！…どうかしたの？顔が赤いよ？』
「え、あ…っその、今日のお前も…」
『？何？』
「な、なんでも無い！ほら、さっさと行くぞ！」
『…？うん！』
わたしたちは手を繋いで街を歩き始めた
可愛い小物やぬいぐるみ…綺麗なｱｸｾｻﾘｰなど
ｳｲﾝﾄﾞｳｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞ楽しいです！
一休みして喫茶店でｹｰｷを食べてる
今日の翔くんはなかなか目を合わせてくれないんです…
本当にどうかしたのでしょうか…？
『ねぇ…翔くん？』
「ん、なんだ？」
『楽しくない？わたし…何か悪いｺﾄした、かな…？』
「へ？な、なんでだよ！なんにもしてねーから安心しろ」
『だって…翔くん、全然わたしの事…みて、くれない…から、』
「……あ、いや……その、それは…」
『この服、可愛くない？』
「いや！可愛くないわけない！可愛すぎて困ってるんだっての！」
『………え？』
「〜〜〜っ」
今日の服は翔くんとのﾃﾞｰﾄの為に買った新しい洋服なんです
翔くんの喜んでもらおうと思って…着てきたのにな
…、可愛すぎて困る？
「そのっ、すっごく俺好みで…可愛くて…、恥ずかしくて顔が見えないんだよ！分かったか！」
『え、は、はい！』
お互いの顔が赤くて…
喫茶店にいる人たちはそんなわたしたちを冷やかしてきます…
は、恥ずかしい…！！
「で、出るぞ…春歌」
『はい…』
目を合わせてくれない理由が…そんなことだったなんて
すっごく嬉しいです！
「悪いな…なんか不安にさせてた」
『ううん、』
「春歌…、」
綺麗な夕焼けをﾊﾞｯｸにｷｽを交わす
まるで、ﾄﾞﾗﾏのﾜﾝｼｰﾝみたいに
いつもよりもﾄﾞｷﾄﾞｷします…
「…、好きだ」
『……うん、わたしも』
こんなしあわせな時間が
いつまでも続きますように
fin