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□天劉綺羅様リク☆
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ある日のこと。
任務も無く、ロビーで紅茶を飲んでいたベルにフランが問いかけてきた。
「ベルセンパーイ。」
「…なに」
「実はミー、スクアーロセンパイのことが好きなんですー。知ってました?」
「ブッ…!!は、はぁあ?そんなの王子知りたくもないし…!」
「んじゃあ今からちょっとスクアーロセンパイのとこ行ってきまーす」
と言って、フランはスクアーロの部屋へと向かい歩いていた。
(センパイ見事に動揺していましたね。作戦順調です)
「センパイただいまでーす。スクアーロセンパイ、優しかったなー(棒読み)」
「あっそ…」
ベルはフランからぷいっとを逸らして、手元にあった雑誌をペラペラとめくりだした。
(あー焦ってる焦ってる。センパイ目が完全に泳いでます。)
「どうしたんですかー?もしかしてヤキモチ妬いちゃいました?」
「妬いてないしぃ!あっち行けバカガエル!//」
(センパイ可愛い…しばらく隠れて観察でもするかな)
「わかりましたよー。だからナイフしまいましょうねー。ではまた」
バタンッ、と、音を立ててドアは閉まった。
「どうしよ…。スクアーロがあんなヤツに…!!あ〜…」
(センパイ超困ってますね。おもしろッ)
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