GX

□気息奄奄
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ああぁぁあぁあ絶望絶望絶望ッッ!!!!


もうこんな世界嫌だ!


生易しいぬるま湯に浸かっているだけのなんにも知らない愚か者達。沢山の笑い声。何故そんなに楽しそうに心の底から笑ってデュエルが出来るんだッ!



嗚呼五月蝿い五月蝿い五月蝿い!!!!!



変わってしまった俺に対する恐怖。それを上手く誤魔化したつもりでいる奴等。俺はそれに気付いていないフリをする。


偽善なんか要らない
同情なんてして欲しくない

結局の所自己満足何だろ?
俺のことを本気で思ってくれてるわけじゃないんだろう?


自己愛からくる優しさなんて迷惑だ。そんなもの望んでいない。
放っておいてくれッ!



―――気持ち悪い


この世のモノが気持ち悪い。


―――消えてしまえば良いのに


そして暗闇の中、残るのはただひとり。










「十代、大丈夫?」



それでも俺は平気な顔をして今日も地獄で生きる




(本当は違うってわかってる癖に)









→あとがき
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