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□覇王様の占いの館②
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｢覇王お前さっきから何をやってるんだ？｣
｢タロット占いだ｣
｢へぇ、お前そんな事も出来るんだな｣
｢一応｣
｢じゃあ相性占いも出来るのか？｣
｢ああ｣
｢なら俺とお前とでやってくれよ｣
｢……いいだろう｣
｢これは俺の気持ち｣
ぺら
｢…恋人｣
｢くくくっ、覇王が恋人。似合わねぇーっ｣
｢意味は…まぁあれだ｣
｢どれだよ｣
｢次にお前の気持ち｣
｢俺の、ねぇ…。死神とか悪魔だったりしてな(笑)｣
ぺら
｢隠者｣
｢隠者…。ある意味今の俺に相応しいな！カードの意味は知らないが｣
｢黙れ。意味は静かに過ごす、引きこもる、深いところで繋がっている。…お前、俺のこと引きこもりだと思ってたのか｣
｢くくっ、どうだろうな｣
｢次に二人の問題、関係｣
ぺら
｢太陽、意味は穏やかな関係｣
｢まぁ、異世界にいた頃に比べたら穏やかだな。お前丸くなったし｣
｢五月蝿い。お前はひねくれたな｣
｢誉め言葉として受け取っておく｣
｢………。｣
｢次にこのままの関係が続いた場合の未来｣
ぺら
｢奇術師、意味は新しいはじまり、驚くようなことが起きる｣
｢新しいはじまり…｣
｢総合すると相性は良いって事なのか？恋人とか出てるし｣
｢だろうな｣
｢ありがとな、覇王｣
｢ああ｣
→あとがき