創造なる語

□ゆきむらといっしょ!
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某はこの二人に食べ過ぎだから貰えないということを話した。
すると髪の長い方が盛大に笑った。

『な、何が可笑しいでござるか!?某にとっては一大事でござるよ!!!!!』
『ははっ。Sorry幸村!それで屋敷を出てここらへんうろついてたのか?』

お前案外可愛いな?と言うと某の頭にぽんぽんと手を置いた。

『某が団子を好きだと知っておきながら団子をくれぬのだ!!佐助は意地悪でござる!!!某のことが嫌いなのだ!!!!!』
『No、、、。佐助は幸村の事を嫌いになったわけじゃねーぜ?』
『お前、佐助に言われるほどどれだけ食ってる?』


二人は思っていることが一緒だったのか交互に言葉を発した。


『どれだけって・・・平均20本は楽々行けるでござるが・・・』
『Really!?』
『・・・・・・』


食べ過ぎだとか言われるのも無理ないな。
と後で傷の男が言った。

『20つったら相当なMoneyがいるじゃねぇか。』
『まねー?』
『金の事だ。』
『あ』

お金の事を忘れていた。
某は己の事しか考えていなかった。ただただ腹が減ったらと佐助に団子をねだって・・・。

『それにあくまで仮説なんだが多分その金は佐助の自腹なんじゃねぇのか?』
『う・・・』
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