03/11の日記

22:58
今日で一年ですね
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今日は、自動車学校の教習から、どんなに疲れて帰ってきても、しんどくても、この日の日記だけは書こうと思っていました。

本当は色々書きたいことがありましたが、それはまた後日という事で、今日はこの事について書かせて下さい。



皆様、今日で東日本大震災が発生して一年が経ちました。
一年経っても、『被災地』、『被災者』と呼ばれたままですね。

あの日、皆様はどう過ごしていましたか?
私もまた、『3月11日』という日が平穏に過ぎていくと思っていた人間の内の一人でした。


皆様は、あの日の事を覚えていますか?

「今すぐテレビを点けろ」と慌てて言ってきた母の様子。
画面いっぱいにこれでもかと映し出された、津波で呆気無く押し流されたコンテナに、ついさっきまで人が住んでいた家。
そして流されていく自分が生まれ育った家や街を見て泣き叫ぶ人の声。

私は、今でも本当に思い出します。


今日の新聞のテレビ欄には、所狭しと震災関連の特番が組まれている事が書かれています。
これは決して、テレビ局が視聴率を稼ごうと画策しての事ではありません(たぶん)。

これは皆様に「忘れて欲しくなかった」から。

今回の悲劇は、“過去起こった大地震の悲劇を忘れてしまったが為に起こったもの”でもあったから。
だから、皆様に忘れて欲しくなかったから、予定を大幅変更してやった訳です。


話は少し変わりますが、度々『今必要な事は何だと思いますか?』、『大切な事は何だと思いますか?』と、テレビ画面を通して、私たちに尋ねられます。

被災地へのボランティア活動?募金活動?
尋ねられれば、色々と答えは出てきますね。どれも大切な事だと思います。
だって、例えその効果が微々たる物だとしても、何もしないよりは、復興へと一歩近付きますから。

でもそれ以上に大切な事は、私にはあると思うんです。

それは、『忘れない事』、そして……『生きる事』。

生きていれば、立て直せるし、何より誰かを助ける事だって出来るから。
これは、簡単なようでいてとても難しく、そしてとても大事な事。


全くもって被害を受けていない西日本から一歩も外へ出た事が無い上に、テメェの人生をまだ四半世紀も生き切ってない、『若輩』も甚だしいこの私が、何をどれだけ言っても、ただの“綺麗事”にしか聞こえないのは分かっています。

でも、それが自分が思っていた事だから。
「自分には何も出来ないから」と思っている人、まずは『忘れずに、今日を生きていく事』から始めてみませんか?


それでは最後になりましたが、一年前に発生した東日本大震災で被災された方々へ哀悼の意を示すと共に、一日も早い復興をお祈り致します。


長々と失礼致しました。φ(・ω・U)

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