天駆ける竜の乙女!
□episode.7
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シャンクスさん達の元を後にした私はいったん家に帰ってから再びグランドラインに来ていた
そんなある日のこと
『...赤いチューリップ?』
「違いない」
「違ェしキラーも賛同すんなアアァァ!!」
腹ごしらえにと立ち寄った島できょろきょろとよそ見をしながら歩いていたのが悪かったのか
思いっきり人と正面衝突してしまった
謝ろうかと視線を上に向けるとそこには赤いチューリッp(ゲフンゲフン あのユースタス“キャプテン”キッドがいた
「てめェ初対面のクセに失礼だな」
『おぉなんかまともなこと言ってる、意外』
「な、んだと!?」
あ、なんか楽しい←
いじりがいがあるww
いつもの人見知りが発動しないくらいおもしろいぞこの人
「お前は“舞蝶のスミレ”、で間違いないな」
『合ってますよ“殺戮武人キラー”さん』
「キラーで構わない、敬語もいらん」
『あ、そう?』
「おいオレを無視すんなっ」
『あははっごめんね?キッドは1人省かれて寂しいんだよね?』
「てんめェマジでぶっ殺すぞ!!?」
『きゃははははwww』
≪スミレのこのテンションは久しぶりじゃのぉ≫
『(だってこんなにいじりがいのある人初めてなんだもんっ!)』
まぁマジギレされても困るんで笑いが収まった頃ちゃんと謝っておいた
あ、ぶつかったことに関してね?
からかったことに関しては謝る気は毛頭ない←
だがだいぶ拗ねてしまったキッドを見ると少しだけ、ほんの少しだけ罪悪感が湧く