天駆ける竜の乙女!
□episode.6
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シャンクスさんもといレン姉に会いに行く、と言ってもあくまで目的は放浪
つい最近ルフィの手配書を見かけたのでどうやら原作に入ったようだ
『...そろそろ本気で探すか』
ルフィが航海に出てる=ローさんも今頃きっと海さw
という公式が勝手に脳内で成り立ちつい顔がにやけてしまう
そろそろこの放浪もやめてローさん探しの旅にしようか
の、前にシャンクスさんだ
『この辺に赤髪海賊団の船があるって聞いたんだけど...』
とある島の海岸
情報によればこの辺りにいるらしいんだけど
『こういう時“円”って役立つよね』
円
念能力の一種で狩人世界の産物である
ざっと説明すると念を広げた分だけの範囲の中にいる生き物とかを感知することができる
まぁ言っちゃえば見聞色の覇気と変わりはないんだけど
念と覇気を組み合わせて使うことでより精度が高くなるため私は併用しているのだ
『おっ見ぃつけた♪』
おばあちゃんのおっそろしい修行に耐えた甲斐があったもんだ、うん
そして今私の目の前にはあの赤髪のシャンクスの船がある
『おぉ〜なんか感動する』
≪なかなか立派な船じゃな≫
船を見るのもそこそこに私は軽々と甲板へと降り立った、のが悪かった
『(ひいいぃぃ...!)』
いきなり来た私を赤髪のクルー達が警戒しすぐにでも切りかかれるようそれぞれ得物を構えている
...ってそんな暢気にしてる場合じゃない
『(恐い怖いコワイコワイコワイ...!)』
いや、別にこちらに向いている刀や銃が怖いワケじゃない
戦闘になっても負けない自信だってある
戦う気はないケドさ
じゃあ何で怖いかって?
そりゃ私が人見知りチキンだからだよ←
こんな大勢に囲まれたらビビるって...!
不穏な空気が流れる中ついにあの人が現れた
「ほぉ...“舞蝶のスミレ”か...」
『(...舞蝶?)』
「確か懸賞金は8千万ベリーだったか?」
『(...懸賞金?え、ちょっ...)』
「そしてレンゲの妹」
あの、説明お願いしてもらっていいデスカ...?