Past after present

□セーブデータ18
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「Past after present」
(「パスト・アフター・ぷれせんと」と読む)


 どうも。ぱすあふ主人公のフェンです。
 ここでは前のお話の振り返り的な事をやりまふ。


―――――
夜道を歩き、俺はようやく何かの建造物を発見する事が出来た……が!
それは怖い話か怪談なんかでよく出てきそうな廃墟だったのだ!
音子とソードが入るか入らないかで揉めていたようだが、結局入る事にしたようだ。うむ、本音を言うと俺はどっちでも良かった。
その後、玄関まで勇み足で進んでいったが、仕掛けられた巧妙なトラップにより俺と音子は下へ落下していってしまった…(ただ床が腐っていただけ)
落下したショックなのか、その後俺は色んな幻覚が見えてしまったのだ。全身白いコスプレした女とか、宙に浮くもやもやティッシュとか、床から伸びてきた俺に握手をしたい手だとか…(←
それらの幻覚は音子も見えていたせいか、錯乱してしまったようだ。
…何なんだっ、この屋敷には覚せい剤が空気として蔓延していたりするのか!?
まぁ、フェンくんの華麗なる活躍によって、それらの幻覚は俺も音子も見えなくなったんだが。音子からスーパーハイグレードギガ攻撃を受ける心配も無くなった。
俺は平和に練りワサビを摂取しながら大広間で朝を待つ事にしたのだった…
し か し!
やってくれちゃったよ"自称"悪魔さんが!!!
何かを背負いながら目の前に来たかと思えば…その何かが死体だったんだよ!しかも遺体安置場から持ち出したやつ!遺族の方に失礼ではないかっ…!
…え、多分その遺族ももうこの世にはいないって?アハハ、冗談はやめろよ!だって、あの死体どこも腐ってなくて真新しかっ…………
ん………真新しいって事はつまりアレか、元々あの洋館に住んでいた人間じゃなくて。
だとしたら考えられるのは、あそこの洋館に入って何らかの原因で逝った奴か、もしくはソードに…(自重
……で、その後の意識が何故か全くない。意識を失う直前、腹部に黒ーい矢みたいなものが突き刺さったような突き刺さってないような。
あれ体貫通したかな?……お、何々"お前は何で色んなものでブッ刺されたり、音子のスーパーハイグレードギガ攻撃を受けても平然と生きていられるのかと"。
それはだなぁ………練りワサビに聞いてみろスグに分かる!
つー事でフェンくんは夢の中へダイブしちゃうよ!!!
―――――
ソード「練りワサビに聞いても自分の心が虚しくなるだけだろ…あ、前回のあの台詞は俺の腹話術です。」

(フェンの種族ってもう人間じゃなくて練りワサビで良いよな

引用.著書「ソードの格言」より)

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