小説(古)

□すべては愛しいあのこのために
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「つなよし。」

「なんですか?べるさん。」

「ぁいしてる。」

「おれも、で、す・・・。」


ずっと、ずっと・・・ずぅっと一緒


おれたちはあいしあっていたんだよ




















「ねーねー、ボスー。つなよしは何処に居るのー?」

「・・・・・・。」

ベルの問いかけに対してザンザスは興味が無いらしく答える気配がない

「答えてよ、ボス。知ってんでしょ?」

「・・・・・お前だって知ってるだろ。」

溜め息交じりで答えた

「・・・おれね、最近嫌な夢見るんだー。」

「・・・・・・・。」



ツナヨシが死んじゃう夢



「・・・・・ベル。」

「おかしくなっちゃったんだよ、おれ。王子のがなくなるなんて在り得ないのにね?」

「・・・綱吉は死んだ。」

「ボス?な、何言って・・」

「お前も見ただろ。守護者どもの中で静かに眠っていく綱吉を。」

「・・・違う。」

「何も違わねぇ。」

ちがう・・・ちがうちがうちがうちがう、違う!!!!!

「な・・に、言ってんのさ・・・。いくらボスでも許さないよ?」

「何回だって言ってやるさ。綱吉は、死んだ。」

「〜っ!!!」
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