小説(古)

□雨の日
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「綱吉、こっち!」
ぐい、と手を引かれオレはそこの中に入った
「わ・・・、ここは降らないんですね。」
「うん。いろんな木の枝と枝とが重なってて雨もここまでこないんだよ。」
「・・・ずっとこの公園で遊んできたのに気付かなかった。」
「しししっ。だってここ外からまったく見えないしね。」
「へぇ・・・。」
(じゃあ何で知ってんですか・・・?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長い間沈黙が続いた
「・・・・あの、ベル、さん。」
「?」
「ここ、本当に外から見えないんですよね・・・?」
「うん、それに多分この雨じゃ誰も来なぃ・・・」
「じゃあ・・・」
「!?」
いきなりツナが着ていたTシャツを脱いだ
「何、してんの?」
「あ、ビショビショで気持ち悪かったから・・・・、つい?」
「そ、う・・・。」


綺麗な肌

細い首

雨で濡れた綱吉はいつも以上に色っぽかった


直視していたら理性を保つ自信がない・・・・

でも・・・
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