小説(古)

□ココロ
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オレとツナが付き合い始めて一週間

何回か一緒に出かけたが思えば一回も恋人らしいことをしていない

「なぁ、ツナ。」

「?」

前を歩いていた山本が急に立ち止まった

「どうしたの?」

「手、つなごうぜ。」

「え!?」

二人が歩いていたのは多くの人でにぎわう商店街

「あ、の・・・さ、人もいっぱい居るし・・・」

「・・・・・。」

「ごめっ」

「・・・だよな!ごめんごめん。言ってみただけなのな。気にすんなって!」

ハハっと笑いながら山本は再び歩き始めた。

ツナも急いで後を追う

「山本!」

「ん?」

「オレっ、山本のこと嫌いなわけじゃないからっ!」

「・・・・おう!」



・・・・・ツナを困らせたくない



ツナに触れたい



他の誰の目も届かない場所に隠したい



オレの頭ん中はツナでいっぱいだぜ?



今はまだ我慢してるけどな



でもいつか自制できなくなる



その時は、受け入れてくれよ?





「頼むぜ?ツナ。」

「?」




大事な大事なオレのツナ











山本じゃないですね・・

ただたんに山ツナが書きたかったんですよ・・・(泣)

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