先導者
□ツンデレ王子の本音
1ページ/1ページ
最近俺はどうかしている。
「櫂くん!」
原因は俺を呼ぶ声の主。
「今日は櫂くんもファイトするんでしょ?僕、応援するね!」
「………………。」
本当は俺とファイトしたいはずなのに言わないアイチ。
原因を作ったのは俺なのだが。
「アイチお兄さん〜櫂なんてほっといて俺とファイトしましょうよ〜!」
「いーや!アイチ!当然、俺とファイトだよな!なんたって最強の俺様が誘ってんだからな!」
「うるせー!マケミはすっこんでろ〜!」
「マケミ言うなっ!」
「ちょっ、二人とも落ち着いて…」
よくもまぁ、騒ぐ奴らだ。
あいつら、俺にファイトで負けてるくせによくもアイチの側に居られるな…
もう一度叩きのめしてアイチは俺のものだと証明しておくか……
「か〜い?今何考えてた〜?」
不意に話しかけられる。
「お前に教えるようなことじゃない。」
「へぇ〜。まぁ、大体は想像つくけどな…………アイチのことだろ?」
「……………。」
「ちぇっ…だんまりかよ、櫂。」
図星なことに答えられるかよ……
こいつも鋭いところがあるからな…
すっかりタイミングを逃したようで、あいつらは二人(カムイと森川)でファイトを始めていた。
「…………。」
まだまだ櫂が気持ちを伝えるにはかかりそうです…
えんど
オチないです←
そして櫂の性格違←←
こうだったらいいなっていう妄想の産物でした!