TOS-R

□嫉妬、そして孤独。
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『ア………ス……テル…』


リヒターさんが言っていた言葉が耳から離れない…

自分が殺されそうになっているのに…リヒターさんが呟いた人の名前が気になって、抵抗しないでいた。


リヒターさんは本気で僕を殺そうとしている…

分かっているのに……あの苦痛に歪んだリヒターさんの顔を見たら、本心ではないと期待してしまう…


だからこそ名前が気になってしょうがないのだ。
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