第7話 ホクトに宿る力

第7話 ホクトに宿る力


「砲撃準備完了よ!」


「よし! 相手の出方を窺うわよ!」



特殊宇宙情報H−197機関船内――

「船長!どうしましょう?」


「奴らは パピロン族か・・?」

「はい!パピロン3人・・あ・・あれは!」

「どうした?」

「・・ホクト・ラルトがいます・・」


「何?! 砲撃用意やめ!! 外部スピーカーのスイッチをいれておけ!」

「り・・了解しました!!」


ホップ達が乗っている宇宙船内―――


「奴ら攻撃砲をしまいこんだわ!」


「何がどうなっているんだ!」


「う〜ん・・」

「・・・・」


ガーーピーーッ!!


「「「「!!!」」」」


「今の音何・・??」


「外部スピーカーのスイッチを入れた音ね・・」


「何を言いたいの奴らは・・」


『えー・・そこにいるパピロン達よ よく聞いてくれないか?』


ガーーピーーッ


「スイッチいれさせてもらったわ」

ルルーもうちょい静かに入れなさい。

『いいですけど いったいどうして砲撃しようとしたんですか』

『それを含めて話をしよう』


軽く自己紹介をしたところで パピロンがなぜこんな宇宙に来ているのか?なぜその船内にホクト・ラルトがいるのか?と質問された

んでもってホップ達はそれに対して応答していた ホップたちにもそりゃそう質問されたら ホクトに何があるっていうのですか? と質問した

船長はホクトには不思議な力が宿っておりその力はとても危険だ という
その力はいつ目覚めるか分からないというのだ・・
「そんな・・・」

「ホクトの力が危険だと・・?」


「ホクトちゃん・・」


「わたしに・・そんな力があっただなんて・・」

「わたし・・わたし・・」

ホクトはとうとう泣き出してしまった

「ホクトちゃん・・・」

突然ホップは怒った

「ちょっと!それでもあなた宇宙最強の艦隊の船長なの?! たとえどんな恐ろしい力をもっていようと ホクトはホクトよ!!」

「ホップ・・」


「君の言うことは分からないでもない だが・・」


「だが 何よ!もしその力を狙っている奴がいるっていうのなら あたしたちは絶対ホクトを守ってみせる!」

「・・・!」


「ホップの言うとおりよ!!」



意見の言い合いが飛び交ううちに
奴らも再び動き出していたのだ―――


続く

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